玄界灘沿岸はパラソルの縁とも呼ばれ、たくさんの漂着物が寄せる海岸線でもあります。 |
漂着物を探しに海辺の散歩に出かけませんか、このページは三苫海岸や海の中道・志賀島で見つけた漂着物を展示しています。 | |||
フグ・カワハギ 類 他
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【ハリセンボン】 2、3月の寒さが厳しい頃になると波打ち際で数多く見られます、10〜12p位のが多いようです。 |
【ハコフグ】 からだは四角で、堅いザラザラした鱗で覆われています、このフグも寒い冬に打ち上げられてきます。 |
【ホシフグ】 あまり見かけないフグなので図鑑で調べましたがホシフグではないかと思われます。 |
【ショウサイフグ】 16cmの小型でしたが、このふぐは強い毒をもっているそうです。 |
【ウスバハギ】 カワハギの仲間です、寒さが厳しい頃になるとよく出会います、鍋と刺身がとても美味です。 |
【カワハギ】 漂着を見ることは少ないですがこれも大変美味い魚です。 |
【アミモンガラ】 モンガラカワハギ科の仲間です、南から海流に乗ってきたのでしょう、体色は黒青色で白い斑点模様、南国生まれの面影があります |
【スナガニ】 カニの色が砂の色とよく似ていますこれも保護色なのでしょうか、全国のスナガニと砂の色の関係も知りたくなります。 |
イカ・タコ 類
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【ソデイカ】 11月から1月頃にかけて漂着する大型イカです、胴長が50〜70cm位あり2匹連れで見つかることもよくあります。足の部分に名前の由来のソデが確認できます。 |
【ムラサキダコ】(ユウレイダコ) 秋口に漂着をよく見ます、紫色の薄い膜が漂っていて見るからに不気味な姿です、食べたという話はあまり聞きませんがその前に食欲がわかないことは確かです。 |
【イイダコ】 貝殻にご飯粒に似た卵を産んでしっかりと守っていました、カイダコの様にフネを自分で造るのか、貝で代用するかの違いはあれどやはり同類ですね習性はよく似ています。 |
【カイダコ】(アオイガイ) 寒い季節になると浜辺に漂着してきます、ほとんどが空のアオイガイだけですがまれにタコのはいったものを見ることもあります。 「カイダコの話」のページへ |
その他の生物
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【ウミガメ】 海の中道でウミガメの漂着を見つけました甲羅の大きさは80cm近くありました、玄界灘沿岸ではアカウミガメの産卵、孵化が確認されています。 |
【ヒラタブンブク】 寒い時期、浜辺に数多く打ち上げられています、おもしろい名前ですが、ウニやヒトデの仲間です、生きている時は毛やとげで覆われていて、海底の砂に潜っているそうです。 |
【アメフラシ】 突付くと背中のひだの間から紫色の液をはき出します、なぜアメフラシというのでしょうか?不思議な名前です。 |
【ビゼンクラゲ】 秋に漂着がよくみられます、鉢の直径は30〜40cm位が多いようですです。 |
【エチゼンクラゲ】 傘の直径が1mを越す大型も見られます、ときに大量発生し魚網にかかり被害を与えることで有名です。 |
【ギンカクラゲ】 5百円玉くらいの大きさで秋口に漂着が見られます、銀貨からこの名前が付いたのも判る様な気がします。 |
【ルリガイ】 気泡の浮袋で海流に乗って旅をします。殻はきれいな淡い紫色(瑠璃色)で薄く壊れ易いです。美人な貝ですが悪臭には閉口します。 |
【砂ぢゃわん】 浜辺でお椀の底が抜けたような形のぷよぷよした物体を見ることがあります、ツメタガイが卵と砂とを混ぜ合せて作ったもので「砂ぢゃわん」と呼ばれています。 |
漁 具
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【釣り具】 浜辺を歩きますとカラフルな色の釣り具を見つけることができます、写真はルアー、イカ用釣り具、ウキなどです。 |
【タコツボ】 プラスチック製のタコツボです、ハングル文字が書いていましたので韓国で使われていたと思われます。 |
【仕掛け】 海や川に仕掛けてアナゴやウナギを捕る用具のようです、下の色のついたかごは上の仕掛けに入れる餌かごで、これに餌になる魚を入れて繰り返し使うようです。 |
【集魚灯の電球】 夜間に漁をする時の集魚灯の電球です、切れた電球はそのまま海に投棄するのでしょうかよく見かけます。 |
その他いろいろ
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【貝 殻】 浜辺ではいろいろな貝殻を拾うことができます、種類が豊富でインターネットや図鑑でその貝を探す事も楽しみです。 |
【 骨 】 一片の骨からその生物の全体像を思い浮かべるのも楽しいことです。(画像は鳥の竜骨突起とよばれる胸部分の骨です) |
【漂着陶磁器】 海岸で打ち上げられた陶磁器の破片を手にしますとその昔の歴史とロマンを深く感じます。 |
【シーグラス】 シーグラスは、ガラス瓶などの破片が長い間、波や砂に洗われて角が取れ表面も半透明のつや消し状になったガラス片のことを言います。 「シーグラスの作品展」のページへ |
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